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 投稿番号:100301 投稿日:2002年05月26日 23時23分13秒  パスワード
 お名前:服部 明子
東慶寺:縁切寺

コメントの種類 :史蹟  パスワード

グレープの「縁切り寺」の話題から東慶寺の噂になり
知らなかった話をメールで頂いたのでスレッド立てました。



江戸時代の最初に東慶寺の住職になった天秀尼は豊臣秀頼の娘です。

東慶寺は江戸時代には離婚を許可してもらえない女性が同寺に入り、
2〜3年、尼さんの下働きをすると離婚が許可されたため、
別名「駆け込み寺」と呼ばれました。


鎌倉宮の神主さん(複数いて、その一人)に聞いたところによると、
東慶寺は江戸時代たいへん勢力があったらしく、
今の鎌倉市のかなりの部分は東慶寺領だったそうです。
豊臣・徳川の恩顧か? 
明治になって衰退し、円覚寺配下の僧寺になっちゃいましたが。


余談ですが円覚寺の研究で有名な井上禅定さんはかつて東慶寺の住職も務めていました。

[1]川口 信さんからのコメント(2002年05月28日 09時23分33秒 ) パスワード
  

  東慶寺を検索したいたらこんな記事がありました。
 弘安8年(1285)覚山尼は、松岡山東慶寺を開創。本尊は釈迦如来。第5世用堂尼(後醍醐天皇の皇女)の入寺以後、松ヶ岡御所と称され、寺格の高い尼寺としてその名を馳せるようになった。

 大坂夏の陣(1615年)で、家康は滅ぼした豊臣家の遺児の扱いに腐心する。秀頼の子どもではあっても、孫娘千姫の養女を殺すに忍びず、東慶寺に入山させることで、豊臣の家を断つことにした。
 当時7歳だった第20世の天秀尼は、寺に預けられた際、家康から望みを聞かれ「開山以来の寺法が断絶することのないように」と願い出て許された。これは、江戸時代を通して東慶寺が寺法を行使する上で大きな効力となった。

 [後醍醐天皇の皇女が入寺していたなんて知らなかったです。]
[2]服部 明子さんからのコメント(2002年05月28日 10時34分52秒 ) パスワード
  

> [後醍醐天皇の皇女が入寺していたなんて知らなかったです。]

後醍醐天皇は1番子供が多かった天皇じゃないでしょうか?
全部で50数人いたと思います。53人だったかしら?

どなたにしろ天皇には子供が多過ぎて養い切れないので
臣下にして外に出したり(それで平氏や源氏が始まった)
お寺に出したりして口減らしをしましたが

私も東慶寺が後醍醐天皇がらみとは知らなかったです。
ありがとうございました。
[3]服部 明子さんからのコメント(2002年05月29日 13時19分37秒 ) パスワード
  

「縁切寺」歌詞:覚えてらっしゃらない方に:掲載していけなかったら削除致します。


今日鎌倉へ行って来ました、二人で初めて歩いた町へ
今日のあの町は、人影少なく、思い出にひたるには十分すぎて
源氏山から北鎌倉へあの日と同じ道のりで、たどりついたのは縁切寺

ちょうどこの寺の山門前で、君は突然に泣き出して
「お願いここだけはよして、あなたとの糸がもし切れたなら生きてゆけない」
あの日誰かに頼んで撮った一枚きりの一緒の写真、納めに来ました、縁切寺

君は今ごろ幸せでしょうか、一度だけ街で見かけたけれど
あじさいまではまだ間があるから、こっそりと君の名を呼ばせてください
人の縁とは不思議なもので、そんな君から別れの言葉、あれから3年、縁切寺
[4]たまねこさんからのコメント(2002年05月30日 02時08分35秒 ) パスワード
  

…懐かしい。バンバンですか?
東慶寺は、いつ頃から縁切寺と呼ばれていたのでしょうか。江戸時代からですか?
[5]服部 明子さんからのコメント(2002年05月30日 11時59分00秒 ) パスワード
  

>第20世の天秀尼

とありますから
かなり古くからなのでしょうね。
[6]服部 明子さんからのコメント(2002年05月30日 22時29分23秒 ) パスワード
  

メールを頂きました:


「縁切寺」は私のカラオケレパートリーの一つ。
但、涙が出て来るので、泣いても恥かしくない人と行った時しか歌いません。

何処で泣けるか。
「あじさいまではまだ間があるから、こっそりと君の名を呼ばせてください」
ここです。
[7]服部 明子さんからのコメント(2002年05月30日 22時34分45秒 ) パスワード
  

「縁切寺」は男性のせつない心境を歌ったものとしてメールを沢山頂いております。
泣ける、って。
もう1つ「ルビーの指輪」も男性に人気の歌だそうでこちらも掲載してしまいますね。

もし不都合がございましたらお知らせ下さい。削除致します。



曇りガラスの向こうは風の街、問わず語りの心が切ないね
枯れ葉ひとつの重さもない命、あなたを失ってから

背中を丸めながら指のリング抜き取ったね
おれに返すつもりならば捨ててくれ

「そうね、誕生石ならルビーなの」、そんな言葉が頭に渦巻くよ
あれは8月まばゆい陽(ひ)の中で、誓った愛の幻

孤独が好きな俺さ、気にしないで行っていいよ
気が変わらぬうちに早く消えてくれ

曇りガラスの向こうは風の街、冷めた紅茶が残ったテーブルで
襟を合わせて日暮れの人並みに、まぎれるあなたを見てた

そして2年の月日が流れ去り、街でベージュのコートを見かけると
指にルビーのリングを探すのさ、あなたを失ってから
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