[1] | 服部 明子さんからのコメント(2002年03月19日 00時46分42秒 ) | パスワード |
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武士の変化はやっぱり支配階級として成熟していったことによるでしょう。
平安時代の武士は、今でいう警察の仕事の側面が強かった。
鎌倉幕府ができて、今度は政治の中心に位置づけられた。
武士の貧富の差(歴史用語でいう階級分化)が拡大すると、
上層部は武略より政治力のほうが重要になった。
江戸時代の武士は階級として最高の成熟段階にあったということでしょう。
ほめる気はないが・・・世界でも最も「階級として」完成された人間集団だったと。
江戸時代、ほめられた武士はみんな政治か経済で功績を残した人じゃないですか。
戦国大名はみーんな、政治家、ですよね。
ホントに武芸で身を立てるのは最底辺の層だけ。
宮本武蔵もそうでしょ?
ただ、武士とは闘う人間だ、って観念だけは最後の最後まで残ったということでしょう。
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