[1] | 服部 明子さんからのコメント(2001年06月28日 22時01分46秒 ) | パスワード |
「彦熱」で頼朝がスケどのと呼ばれた話題が出ましたのでこちらにも:
確か、平治の乱に参加して
従5位下・右兵衛権佐(ごんのすけ)の官位を頂いたからだったと思います。
13歳の時の事ですね。
で、敗れて捕らえられた。
友人からのメール:
『頼朝がスケどのと呼ばれたいきさつ』
兵衛の次官「佐」、つまり代行者ということ。
右兵衛府次官の位は、従5位下ですから、後々まで「佐殿」と呼ぶのはおか
しいので
すが、頼朝はいつまでもそう呼ばれていた。
というのは、小説の読み過ぎで、
実際は官位が上がった時点で「佐殿」とは呼ばなくなっているでしょうね。
頼朝に聞いたら、そう言っていました。
経緯は、上記の言う通り。
右府で尚且つ権(定員外とか、仮という意味)は、かなり低い官位だね。
でも、13歳だからね。
まっ、いっか。
[2] | 服部 明子さんからのコメント(2001年08月04日 00時44分33秒 ) | パスワード |
講談社の「日本の歴史」第7巻『頼朝の天下草創』を買ったの。
山本幸司って先生が書いた本なの。
内容そのものは特に真新しいものじゃなかったけど、
どっちかっていうと「人物評」みたいなとこを強調した本でした。
定番だけど、頼朝は偉大な指導者だった、とか、実朝はけっこう有能な君主だった、とかね。
実朝の人物評に関しては以前から「文弱将軍」(これは徳川時代以来の偏見だと思う)
不満を持っていたので(別段、実朝個人の資質なんて僕にはどーだっていいことなんだが)、
まあ、学者間の見解は変わってきたな、と思わせる本でした。
特に鎌倉前期に関心ない人は買わなくっていい本かな?
中公の石井進先生(この前、「その時歴史は動いた」に出演されてた。感激!)
の本のほうが入門/定番としてはいい本だと思うよ。
第8巻は8月に刊行されるらしい。
[3] | 服部 明子さんからのコメント(2001年08月04日 21時59分23秒 ) | パスワード |
<2>は友人からのメールです。
失礼を致しました。
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