[1] | 服部 明子さんからのコメント(2001年03月19日 07時34分42秒 ) | パスワード |
松竹ホームページ
http://www.shochiku.co.jp
[2] | 服部 明子さんからのコメント(2001年03月19日 07時36分27秒 ) | パスワード |
「義経千本桜」は歌舞伎3大名作の1つ。
題名とは違い義経は物語の狂言回しで
各幕の主役は別人である。
[3] | 服部 明子さんからのコメント(2001年03月19日 07時41分19秒 ) | パスワード |
義経に復讐するため
船頭に身をやつして生き延びた平 知盛が
志破れて碇をかついで入水する迄の壮絶なドラマを描く。
前半の男気のある船頭から
幽霊姿で復讐に向かう凄み
最後血まみれで義経に詰めよる執念
豪快な最期まで
変化に富んだ展開が見どころ。
[4] | 服部 明子さんからのコメント(2001年03月19日 07時43分03秒 ) | パスワード |
吉右衛門初役の知盛
梅玉の義経
福助の典侍の局
以下役揃いの舞台である。
[5] | 服部 明子さんからのコメント(2001年03月27日 11時24分15秒 ) | パスワード |
「義経千本桜」は歌舞伎3大名作の1つだが
題名とは違い
義経は物語の狂言まわしで
各幕の主役は別人である。
[6] | 服部 明子さんからのコメント(2001年03月27日 11時54分31秒 ) | パスワード |
「渡海屋」と「大物浦」は全5段の原作の2段目に当たり
主役は平 知盛。
平家一門の総大将で壇の浦の戦いで入水した英雄だ。
その折り、
碇をかついで海に飛び入ったという伝説は
能「碇潜」<いかりかつぎ>になり
死後も義経に復讐しようとしたという伝説は
「船弁慶」で描かれている。
[7] | 服部 明子さんからのコメント(2001年03月27日 11時57分33秒 ) | パスワード |
「千本桜」はそんな先行作を踏まえながら
知盛が生き延びて船頭銀平と名を変え
帝の乳人の典侍の局を女房お柳を偽り
安徳帝を守護しながら
復讐の機会を狙っていた
という奇抜な趣向の作品である。
[8] | 服部 明子さんからのコメント(2001年03月27日 12時02分19秒 ) | パスワード |
船頭銀平、実は、知盛は
当初は義経の味方である振りをしている。
義経を安心させ海上で襲う計画だが
その時全員幽霊になるのは「船弁慶」を踏まえた趣向だ。
典侍の局の最後の場面は平家物語、
知盛の述懐のせりふは能「大原御幸」の詞章によっている。
碇を担いだ入水は「碇潜」を素材にしている。
[9] | 服部 明子さんからのコメント(2001年03月27日 12時03分39秒 ) | パスワード |
しかし、能とはがらりと違った華麗で豪快
様式豊かな演出で見せる工夫に
歌舞伎の優れた美学がある。
[10] | 服部 明子さんからのコメント(2001年03月27日 12時04分18秒 ) | パスワード |
以上は歌舞伎座の新聞広告より。
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