下関の街からまたひとつ歴史が消えます。
　昭和９年に岬之町に完成した旧水上警察署が取り壊されることになり、このページを作成した1998年2月18日の時点ですでに建物は足場で囲まれており、ショベルカーも搬入されています。水産、造船、そして大陸への窓口として繁栄した下関の記憶がウォーターフロント開発の名の下にまた一つ消えていきます。古いものをことごとく破壊し、街の中心部に雑草の伸びるさら地をひたすら作り続ける下関の都市開発はいったいどこへ向かおうとしているのでしょうか？

写真その１　旧々水上警察署（明治末年頃）
写真その２　旧水上警察署（昭和９年新築直後）
写真その３　旧水上警察署現在の遠景（下関方向より）　1998/02/18
写真その４　旧水上警察署正面玄関　1998/02/18
写真その５　旧水上警察署建物正面　1998/02/18
写真その６　旧水上警察署建物正面　1998/02/18
写真その７　旧水上警察署裏面　1998/02/18
写真その８　旧水上警察署現在の遠景（唐戸方面より）　1998/02/18
新聞記事１　下関水上署の旧庁舎解体進む（読売新聞下関版1998年2月21日）
新聞記事２　下関水上警察署旧庁舎　階段親柱保存（山口新聞1998年3月6日）
シーモールインターネットサービスＴｉｐｓサイト内の旧水上警察署に関する会議室
　　　　　　　　　　　　　　　↑何か書いて行ってね

【彦島】